教育訓練給付金で資格を取る方法【最大80%補助】3種類の違い・対象講座一覧【2026年最新】

「資格を取りたいけど講座代が高い」と感じている方。

実は、国の制度を使えば受講料の最大80%が戻ってくるのをご存知でしょうか。教育訓練給付金という制度ですが、知らないだけで数万円〜数十万円損している人が大勢います。

この記事では、教育訓練給付金の3つの種類の違い・対象資格・申請方法を、2026年最新情報でわかりやすく解説します。あなたが目指している資格が対象かどうか、この記事を読めばすぐにわかります。

教育訓練給付金とは?【一覧で比較】

教育訓練給付金は厚生労働省が運営する制度で、雇用保険の被保険者が対象講座を受講すると、受講料の一部が戻ってくる仕組みです。

給付金には3つの種類があり、対象講座と給付率が異なります。

種類 給付率 上限額 対象講座の例
一般教育訓練給付金 受講料の20% 10万円 簿記2級・TOEIC・MOS等
特定一般教育訓練給付金 受講料の40% 20万円 宅建・登録販売者・税理士等
専門実践教育訓練給付金 受講料の最大80% 年64万円(最大4年) 介護福祉士・看護師・診断士・社労士等
2024年10月の制度改正で、専門実践教育訓練の給付率が最大80%に引き上げられました。これは受講料が100万円の講座なら最大80万円が戻ってくる計算。今は教育訓練給付金を使う最大のチャンスです。

① 一般教育訓練給付金(最も使いやすい)

給付内容

項目 内容
給付率 受講料の20%
上限額 10万円
受講期間 1ヶ月以上1年以内が中心
事前手続き 不要
申請タイミング 受講修了後

対象となる主な資格・講座

  • 簿記検定(2級・3級)
  • TOEIC・英検
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • FP2級・3級(一部講座)
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • 登録販売者(一部講座)
一般教育訓練給付金は事前手続き不要なのが最大のメリット。受講修了後に申請するだけで、最大10万円が戻ってきます。短期で取れる資格を狙うならまずこれをチェックしましょう。

② 特定一般教育訓練給付金(中級)

給付内容

項目 内容
給付率 受講料の40%
上限額 20万円
受講期間 1ヶ月以上1年以内
事前手続き 必要(訓練前キャリアコンサルティング)
申請タイミング 受講修了後

対象となる主な資格・講座

  • 宅地建物取引士(宅建)
  • 登録販売者(多くの講座)
  • 税理士(一部科目)
  • FP2級(一部講座)
  • マンション管理士
  • 大型自動車免許
  • 介護職員初任者研修
特定一般教育訓練給付金は事前にハローワークで「訓練前キャリアコンサルティング」を受ける必要があります。この手続きを忘れると一切給付が受けられないので注意してください。受講開始の1ヶ月前までに済ませておきましょう。

③ 専門実践教育訓練給付金(最大80%)

給付内容

項目 内容
基本給付率 受講料の50%
追加給付(資格取得+就業) +20%(合計70%)
賃金上昇追加給付 +10%(合計80%)
上限額 年間64万円(最大4年で256万円)
受講期間 1年以上4年以内
事前手続き 必要(訓練前キャリアコンサルティング)
申請タイミング 6ヶ月ごとに分割支給

対象となる主な資格・講座

  • 中小企業診断士(一部講座)
  • 社会保険労務士(一部講座)
  • 司法書士(一部講座)
  • 税理士(一部講座)
  • 看護師・准看護師
  • 介護福祉士
  • 保育士
  • 調理師
  • 美容師・理容師
  • 情報処理技術者(応用情報・高度情報処理)
  • キャリアコンサルタント
専門実践教育訓練給付金は最大80%という破格の給付率。例えば100万円の社労士講座なら最大80万円が戻ってくる計算(実質負担20万円)。長期的なキャリアアップを目指すなら、この制度を使わない手はありません。

受給資格の条件

給付金の種類 初めて受給する場合 2回目以降
一般教育訓練給付金 雇用保険加入1年以上 3年以上
特定一般教育訓練給付金 雇用保険加入1年以上 3年以上
専門実践教育訓練給付金 雇用保険加入2年以上 3年以上
退職後でも1年以内なら申請可能です。「会社を辞めてから資格を取ろう」と思っている方も、退職から1年以内に受講開始すれば対象になります。

申請方法【全種類共通の手順】

STEP1:自分の対象資格を確認する

まず厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で、あなたが目指している資格・講座が対象か確認しましょう。

STEP2:対象講座を選ぶ

同じ資格でも講座によって対象/非対象が異なります。例えば「宅建」の通信講座でも、フォーサイト・ユーキャンは対象だが、スタディングは一部非対象、というケースがあります。

STEP3:事前手続き(特定一般・専門実践のみ)

特定一般・専門実践教育訓練給付金を受けるには、受講開始の1ヶ月前までにハローワークで「訓練前キャリアコンサルティング」を受ける必要があります。

STEP4:講座を受講する

講座を受けて修了します。修了証明書を必ず保管しておきましょう。

STEP5:ハローワークで申請

受講修了後(または専門実践は6ヶ月ごと)にハローワークで給付金の申請を行います。必要書類は以下の通り:

  • 教育訓練給付金支給申請書
  • 教育訓練修了証明書
  • 領収書
  • 本人確認書類
  • 銀行口座番号

給付金対象の主要講座【資格別早見表】

資格 対象給付金 主な対象講座
中小企業診断士 専門実践(最大80%) TAC、LEC、診断士ゼミナール(一部)
社労士 専門実践(最大80%) TAC、LEC、フォーサイト(一部)
司法書士 専門実践(最大80%) 伊藤塾、TAC、LEC(一部)
税理士 特定一般 or 専門実践 TAC、大原、クレアール(科目による)
宅建 特定一般(40%) フォーサイト、ユーキャン、TAC
マンション管理士 特定一般(40%) TAC、LEC、フォーサイト
FP2級 一般 or 特定一般 TAC、LEC、ECC(講座による)
簿記2級 一般(20%) TAC、大原、フォーサイト
登録販売者 特定一般(40%) ユーキャン、三幸医療カレッジ等
応用情報技術者 専門実践(一部) TAC、大原(高度情報)
同じ資格でも講座によって対象/非対象、給付率が異なります。必ず公式の検索システムで個別の講座を確認してください。

給付金を使わないと損する金額シミュレーション

講座 受講料 給付金額 実質負担額
TAC 中小企業診断士(専門実践50%) 295,000円 147,500円 147,500円
TAC 中小企業診断士(80%適用時) 295,000円 236,000円 59,000円
フォーサイト 宅建(特定一般40%) 78,800円 31,520円 47,280円
TAC 簿記2級(一般20%) 49,000円 9,800円 39,200円
伊藤塾 司法書士(専門実践50%) 368,000円 184,000円 184,000円

知らないだけで数万〜数十万円損しているのが教育訓練給付金の現実です。

よくある質問

Q. 退職後でも申請できる?

退職から1年以内なら可能です。失業中に資格を取りたい方には特におすすめの制度です。

Q. パート・アルバイトでも対象?

雇用保険に加入している場合は対象です。週20時間以上働いていて、かつ31日以上の雇用見込みがあれば、パート・アルバイトでも雇用保険の被保険者になります。

Q. 同じ年に複数の講座を受けても申請できる?

一般教育訓練給付金は受給後3年経過しないと再受給できません。使うタイミングを戦略的に選ぶ必要があります

Q. オンライン講座も対象?

厚生労働省が指定した講座であればオンラインでも対象です。スタディング・フォーサイト等のオンライン講座も多数指定されています。

まとめ

  • 教育訓練給付金は雇用保険加入者の権利。使わないと数万〜数十万円損する
  • 3種類あり、給付率は20%(一般)→ 40%(特定一般)→ 最大80%(専門実践)
  • 専門実践は2024年10月の改正で最大80%に拡大。今が最大のチャンス
  • 申請はハローワークで。特定一般・専門実践は事前手続き必要
  • 退職後1年以内でも申請可能。失業中の資格取得にも使える
  • 具体的な対象講座は 厚生労働省の検索システム で確認

※ 本記事の情報は2026年4月時点のものです。最新の制度内容・対象講座については厚生労働省の公式サイトをご確認ください。

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