中小企業診断士の勉強、「もう諦めようかな…」と思っていませんか?
実は僕も、一度は挫折して勉強を完全に放り出した経験があります。2018年に独学で始めて挫折し、4年後に勉強法を全面的に見直して再挑戦。2022年度試験で1次・2次ともに一発合格できました。
僕が一度、中小企業診断士を諦めた話
初挑戦(2018年):テキスト読破方式で撃沈
最初に勉強を始めたのは2018年頃。TACのスピードテキストと過去問だけで、「1科目ずつテキストを読破し、過去問で合格点に達したら次の科目へ」というシンプルな方法を取っていました。
一見まともな方法に見えますよね。でも、これが罠でした。
「企業経営理論」を読破して過去問もそこそこ解けるようになり、「財務・会計」に進みました。ところが財務を勉強するうちに、企業経営理論の内容を日に日に忘れていくことに気付いてしまったのです。
「2科目でこれなら、7科目覚えるなんて無理では…?」
そう思った瞬間、モチベーションが急落しました。結局、知識が定着しないまま挫折。積み重ねた勉強時間が無駄になった気がして、しばらく資格勉強そのものから距離を置きました。
挫折の本当の原因は2つ
今振り返ると、あの挫折の原因は才能でも忙しさでもなく、「リサーチ不足」と「勉強法を確立しないまま走り出したこと」でした。
7科目試験の本質は「忘却との闘い」です。それを知らずに1科目ずつ完璧にしようとすれば、誰でも同じ壁にぶつかります。つまり、あなたが挫折しかけているのは、あなたのせいではなく方法のせいである可能性が高いのです。
4年後、再挑戦を決めた理由
再挑戦のきっかけは、入社以来7年続けた営業から他部署へ異動したいという気持ちでした。異動に必要な専門知識がない。それなら難関国家資格の診断士に受かれば、会社に一目置かれ、希望が通るのではないか——そう考えました。
もちろん「また失敗するのでは」という不安はありました。だからこそ今回は、走り出す前に失敗の原因を潰す準備から始めました。
結果を先に言うと、再挑戦では一発合格でき、2023年度から念願の経営企画部に異動。資格が人生を動かしてくれました。
再挑戦で変えた4つのこと
①「科目単体は難しくない」と捉え直した
診断士1次の7科目は、実は単体ではそこまで難しくありません。難しいのは7科目分の記憶を試験日まで維持することです。
敵を「難しさ」ではなく「忘却」だと正しく定義できたことで、対策が明確になりました。復習の仕組みさえ作れば勝てる試験なのです。
②完璧主義を捨てた
診断士試験は平均60点で受かります。しかも毎年1〜2問は誰も解けない「捨て問」があります。
90点を100点にする労力は膨大ですが、40点を50点にするのは簡単です。だから得意科目80点・苦手科目50点を目標に設定。初挑戦のときの「1科目ずつ完璧に」と真逆の発想です。
③紙のテキスト一本槍をやめ、動画学習を併用した
僕は根っからの紙派でしたが、初挑戦の敗因の一つは「紙だけ」にこだわったことでした。テキストは自分のペースで読める反面、まとまった時間と場所が必要で、復習が重くなります。
再挑戦ではスタディングの動画学習を併用しました。通勤中に倍速再生、スキマ時間に音声だけ聞き流し。「紙でしか勉強できない」は思い込みで、実際に試すと復習のハードルが劇的に下がりました。今では、スタディングがなければ合格できなかったとすら思っています。
④復習を「忘れるスピードより速く」回した
独学で一番重要なのが復習です。ただし7科目もあるので、丁寧に復習しすぎると先に進めないジレンマがあります。
この解決策が③の動画学習でした。テキスト読み直しの復習を動画の倍速視聴に置き換えると、復習1周の時間が数分の1になり、忘却のスピードに勝てる回転数が出せます。初挑戦で「忘れていく絶望」を味わった僕には、これが決定打でした。
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一度諦めたあなたへ
一度諦めた資格に再挑戦するのは、正直つらいです。僕もそうでした。「また失敗したら」という気持ちは最後まで消えません。
でも、挫折経験には価値があります。どこでつまずくかを知っている人は、そこを避けた計画が立てられるからです。実際、僕の一発合格は「4年前の失敗の裏返し」でできています。
勉強法を見直し、しっかり準備して臨めば、診断士は働きながらでも十分合格できる試験です。再挑戦の気持ちが固まったら、僕が失敗と成功の両方から体系化した勉強法をぜひ見てください。
- 挫折の原因は才能ではなく「勉強法」。1科目ずつ完璧主義は忘却に負ける
- 敵は「難しさ」ではなく「忘却」。復習の回転数で勝負が決まる
- 平均60点で受かる試験。得意80点・苦手50点の力配分でいい
- 紙派こそ動画学習の併用を。復習コストが劇的に下がる
→ 中小企業診断士に独学400時間で一発合格した勉強法【7STEP完全公開】
「勉強がつらい」が続いている方は、診断士の勉強は楽しい?科目別楽しさランキングも読んでみてください。楽しさに目を向けることも、挫折予防の立派な戦略です。

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