僕は働きながら約400時間(1次300時間+2次100時間)の独学で、2022年度試験に一発合格しました。1次はほぼスタディングのみ。この記事では、受講を迷った本音も含めて、実際の使い方と評判を全部書きます。
その後1年かけて実務補習を修了し、2024年6月に中小企業診断士として登録しています。

「スタディングって安いけど、本当に受かるの?」
「評判を調べると絶賛ばかりで、逆に怪しい…」
受講前の僕も同じことを思っていました。だからこの記事では、良かった点だけでなく、受講をためらった欠点と2次試験に使えない理由まで正直に書きます。読み終わる頃には、自分に合うかどうか判断できるはずです。
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スタディングを選んだ3つの理由
①スキマ時間で勉強が完結する
スタディングは「動画講義+テキスト+過去問・問題演習」がすべてスマホで完結します。
僕は通勤中に動画を倍速再生し、昼休みに問題を解き、家では音声だけ聞き流す、という使い方をしていました。机に向かった時間より、スキマ時間の合計の方が長かったくらいです。
働きながら・育児しながらの受験だと、まとまった勉強時間はまず取れません。「時間がないから無理」を潰してくれたのがスタディングでした。
②費用が紙のテキスト一式と大差ない
意外と知られていませんが、7科目分のテキストと過去問集を紙で揃えると3〜4万円かかります。
| 学習手段 | 費用の目安 |
|---|---|
| 市販テキスト+過去問(7科目) | 3〜4万円 |
| スタディング | 5〜7万円台 |
| 大手予備校(通学) | 20〜30万円 |
動画講義・テキスト・問題集・模試までセットでこの価格差なら、「独学+α」の感覚で使えます。紙派の人はテキスト冊子付きプランも選べますし、PDFを自分で印刷することもできます。
③1次試験ならこれだけで足りる
僕は1次試験について、スタディング以外の教材をほぼ使いませんでした。それで7科目平均6割を超え、一発で突破できています。
「教材をあれこれ買い足して、結局どれも中途半端」が独学の一番の失敗パターンです。1つに絞れること自体が、合格への近道でした。
【本音】受講前に一番ためらった点:講義映像が古い
ここからは正直な話をします。僕がスタディングに感じた最大の懸念は、講義映像の古さでした。
無料体験で最初に動画を見たとき、「これ、10年以上前の映像なの?」と思ってしまうクオリティで、受講を決めるまでかなり迷いました。スタディングで弁理士試験に合格した友人に強く勧められなければ、スルーしていたかもしれません。
ただ、実際に使い始めると映像の古さは全く気にならなくなりました。理由は2つあります。
- 講義内容はきちんと最新の論点をカバーしている(見た目と中身は別物でした)
- 復習の大半は倍速再生や音声聞き流しなので、映像品質がそもそも関係ない
むしろ効率重視の構成がありがたい場面の方が多かったです。見た目だけで避けるのは本当にもったいないので、迷っている人は無料体験で中身を確かめてみてください。
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スタディングだけで1次突破した使い方【4STEP】
ここからは、実際に僕がやった使い方です。全体像はこの図の通りで、8月頭の1次試験から逆算して組み立てます。

STEP1:4月末まで|1日目科目を「テキスト→動画」で固める
企業経営理論・財務会計・経済学・運営管理の主要4科目からスタートします。まずテキストを通読して全体の流れをつかみ、動画で理解を深める、の順番です。
4科目の中では「興味がある順」に手を付けるのがおすすめです。最初につまらない科目から始めると一瞬で挫折します。
STEP2:5月末まで|暗記3兄弟は動画の倍速視聴のみ
経営法務・情報システム・中小企業政策の暗記3科目は、早くやりすぎても忘れるだけです。5月からの2〜3ヶ月で、動画を1.5〜2倍速でひたすら繰り返し視聴しました。テキストはほぼ使っていません。
また、2科目目以降に進むときは、前の科目の動画を倍速で流し直すのがおすすめです。7科目の「忘却との闘い」には、この高速復習が一番効きました。
STEP3:直前期|過去問演習は自動採点で回転数を上げる
直前期は「動画視聴」より「過去問を解く」が学習のメインになります。
スタディングの強みはここで、スマホで解くと自動採点され、間違えた問題をタップすればすぐ解説が読めること。紙の過去問だと答え合わせに時間がかかり、そこで満足して復習せずに終わりがちですが、その無駄が丸ごと消えます。
過去問で一番大事なのは、間違いを放置しないことです。解説を読んで数日後にもう一度解く。この高速サイクルの回転数で得点が決まります。
なお、中小企業政策だけは古い過去問が役に立ちません(毎年環境が変わるため)。直近1年分+動画の繰り返しで対策しましょう。
STEP4:試験1〜2週間前|合格模試を本番と同じ時間割で解く
スタディングには「合格模試」というオンライン模試が付いています。独学者はこれを試験1〜2週間前の休日に、本番と同じスケジュールで解くのが必須だと思っています。
自分の実力だけでなく、丸一日試験を受けたときの疲れ具合まで分かるからです。僕はこの模試で自信をつけつつ、点数が悪かった法務だけ重点復習に切り替えました。2回目以降は練習問題として何度でも解けます。
ちなみにスタディングには、間違えた問題を忘れかけたタイミングで再出題してくれるAI復習機能もあります。僕は気付くのが遅くて活かしきれなかったので、これから使う人は最初からONにしておくのをおすすめします。
合格者の評判は「1次はこれで十分」で一致
僕の体験だけだと偏るので、SNS上の合格者の声も調べました。傾向はかなりはっきりしています。
合格者の評判に共通するポイント
- 「1次はスタディング+過去問だけで問題なかった」という声が多数
- 講座直後の復習問題やAI復習で知識が定着しやすいという評価
- 「8割を狙うのは難しいが、合格ラインの6割なら十分」という現実的な声も
- ほぼスタディングのみで平均66点で1次突破した得点報告も確認
「6割取るための教材」という評価は僕の実感とも一致します。診断士の1次は6割取れば受かる試験なので、これで必要十分です。
2次試験にスタディングをおすすめしない理由
ここは正直に書きます。スタディングは2次試験対応を謳っていますが、僕は2次対策には使いませんでした。
理由はシンプルで、模範解答が1つしか載っていないからです。2次は100〜200字の記述式で、解答の自由度が高い試験です。模範解答が1つだけだと、自分の答案が何点なのか採点できず、過去問演習が成立しません。
僕は2次対策には「ふぞろいな合格答案」シリーズを使いました。キーワードに加点する方式で自己採点できるので、独学でも過去問演習が回せます。
2次試験の具体的な勉強法は、独学400時間で一発合格した勉強法【7STEP完全公開】の後半で詳しく解説しています。
スタディングが向いている人・やめた方がいい人
| 向いている人 | やめた方がいい人 |
|---|---|
| 働きながら・育児しながらの受験生 | 手厚い添削や質問対応が欲しい人 |
| 費用をできるだけ抑えたい人 | 2次対策までセットで済ませたい人 |
| スキマ時間しか確保できない人 | 強制されないと勉強しない人 |
| まず1次突破に集中したい人 | 映像のきれいさを重視する人 |
「勉強そのものが続くか不安」という人は、先に診断士の勉強は楽しい?科目別楽しさランキングを読むと、続けるイメージが湧くと思います。
よくある質問
本当にスタディングだけで受かりますか?
1次試験は可能です。僕自身がほぼスタディングのみ(+過去問演習)で一発突破しました。ただし2次試験は別の教材(ふぞろい等)が必要です。
紙のテキスト派でも使えますか?
使えます。僕ももともと紙派でした。冊子テキスト付きプランを選ぶか、PDFを印刷すれば紙でも学習できます。ただ、動画の倍速復習は紙にない強みなので、食わず嫌いせず併用するのがおすすめです。
いつから始めるのがいいですか?
8月頭の1次試験から逆算して、前年の秋〜冬スタートが理想です。僕は11月開始で約9ヶ月でした。遅れて始めても、上のロードマップを圧縮すれば挽回は可能です。
まとめ:迷うなら無料体験で「映像の古さ」ごと確かめる
- 1次試験はスタディングだけで突破可能(僕は400時間で一発合格)
- 強みはスキマ時間の活用・自動採点・費用の安さ
- 弱みは講義映像の古さと2次試験に使えないこと
- 2次は「ふぞろいな合格答案」で対策すれば独学で十分戦える
- 合否を分けるのは教材選びの早さ。迷っている時間が一番もったいない
スタディングは30秒で登録でき、無料で講座を体験できます。僕が最初に引っかかった「映像の古さ」も、自分の目で確かめるのが一番早いです。
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スタディングで基礎を固めたら、あとは正しい順番と勉強法で積み上げるだけです。年間の全体戦略は中小企業診断士に独学400時間で一発合格した勉強法【7STEP完全公開】にすべてまとめているので、あわせてご覧ください。

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