司法書士はアガルートと資格スクエアどっち?合格率・カリキュラム・費用で比較

司法書士通信講座でアガルートと資格スクエアを比較する前提

司法書士試験は、法務省が実施する国家試験で、2024年度の受験者数は約13,500人、合格率は5.2%でした(出典:法務省 令和6年度司法書士試験 結果)。合格に必要な標準学習時間は3,000時間と言われ、難関資格の中でも長期戦になりやすい試験です。受験者の大半が通信講座または予備校を利用しており、特にオンライン特化型の講座を選ぶ社会人が増えています。

本記事は、編集部がアガルートアカデミーと資格スクエア両社の公式サイト・公開カリキュラム・受講規約・公表合格率を横断的に調査し、客観情報のみで比較した調査レポートです。個人の体験談ではなく、公的データと公式情報に基づいた選び方を提示します。

2講座の基本ポジショニング

アガルートは法律系資格に特化したオンラインスクールで、司法書士・予備試験・行政書士などで合格率公表に積極的です。資格スクエアは「未来問」と呼ばれるAI問題予測やオンライン完結学習を強みとする講座で、講師の質と効率設計で支持を集めています。両社とも校舎を持たないオンライン特化型のため、紙テキスト中心の旧来予備校とは設計思想が異なります。

合格率で比較:両社の公表値と全国平均

項目 アガルート 資格スクエア
2024年度合格率(公表値) 17.8%(受講生対象) 非公表
全国平均合格率 5.2%(法務省 2024年度司法書士試験)
合格者数の開示 あり(年度ごと公表) 合格体験記の公開のみ
合格率の集計対象 受講生アンケート回答者 非公表

アガルートは2024年度の受講生合格率17.8%を公表しており、全国平均5.2%と比較すると約3.4倍の水準です。資格スクエアは合格率を公表していないものの、合格体験記の更新頻度や合格者の声からは継続的な合格者輩出が確認できます。合格率の数字は集計方法で見え方が大きく変わるため、単純比較ではなく集計条件を含めて読み取る必要があります。

費用で比較:受講料は約2倍の差

2026年5月時点の公式サイト掲載価格を比較します。

講座名 受講料(税込) 標準学習期間 合格特典
アガルート 入門総合カリキュラム(フル) 239,800円〜 約15ヶ月 合格時お祝い金 または 全額返金
アガルート 演習総合カリキュラム 327,800円〜 約15ヶ月 合格時お祝い金 または 全額返金
資格スクエア 司法書士講座(合格フルパッケージ) 165,000円〜 約12ヶ月 キャンペーン時の割引

金額だけ見ると資格スクエアが安価ですが、アガルートには「合格時全額返金」の特典があり、合格後の条件を満たせば実質負担0円となる可能性があります。一方で返金条件(合格者インタビュー協力等)があるため、無条件返金ではない点に注意が必要です。

支払い方法

両社ともクレジットカード分割払い、教育ローン分割に対応しています。アガルートは最大36回分割が可能で、月額換算で1万円台からの受講も実現できます。資格スクエアも同様に分割対応しており、初期負担を抑えたいリトライ層に配慮した設計です。

カリキュラムで比較:講義時間と演習量

項目 アガルート 資格スクエア
講義動画時間 約350〜500時間 約350時間
テキスト形態 フルカラー紙テキスト+オンライン オンラインテキスト中心
過去問演習 20年分以上の過去問解説講義付属 過去問演習+AI予測問題(未来問)
記述式対策 不動産登記法・商業登記法それぞれ専用講義 記述式対策講座を標準提供
答練・模試 カリキュラムによる(演習総合に付属) 標準カリキュラムに付属

アガルートのカリキュラム特徴

  • 講義時間が長く、論点を深く掘り下げる「読み込み・聴き込み」型
  • テキストの情報量が多く、合格水準+αの知識まで体系的にカバー
  • 講師は元大手予備校出身者が中心で、講義スタイルが講師ごとに選べる

資格スクエアのカリキュラム特徴

  • 「未来問」と呼ばれるAI予測問題演習が独自
  • オンライン完結設計で、紙テキストへの依存度が低い
  • カリキュラムが圧縮されており、社会人の学習時間に合わせやすい

サポート体制で比較

項目 アガルート 資格スクエア
質問対応 Facebookグループで質問可(カリキュラムにより制限) オンライン質問機能あり(回数制限あり)
添削指導 カリキュラムによる 記述式答案添削あり
進捗管理 マイページで講義進捗管理 学習スケジュール自動生成機能
受講期間延長 翌年度試験まで(条件あり) 有料延長対応

「司法書士 通信講座 安い」検索意図の整理

司法書士試験対策の通信講座は、大手予備校(LEC・伊藤塾・TAC)で40〜60万円台、オンライン特化型のアガルート・資格スクエアで15〜30万円台が相場です。資格スクエアは現状の選択肢の中では最安水準に位置するため、「安さ重視で選びたい」というニーズには合致しやすい講座です。

ただし、安さだけで選ぶのは危険です。司法書士は3,000時間の学習を要する難関試験で、途中で講座を切り替えるロスは大きく、最初の選択で「自分に合うか」を見極める必要があります。

「アガルート 司法書士 合格率」をどう読むか

アガルート公表の17.8%は、受験者全体の合格率5.2%と比較すると顕著に高い数値です。ただし以下の前提を理解した上で参考にすべきです。

  1. 集計対象は「アンケート回答者」のため、学習継続率の高い層に偏っている可能性
  2. 受講生のリトライ層比率が高いと、純粋な初学者ベースの数値より高くなる
  3. 母数が公表されていない場合、サンプルサイズの判断ができない

これらの留意点があっても、合格率を年度ごとに開示している事実は透明性として評価できる要素です。

選び方の判断軸:4つのチェックポイント

  1. 予算:20万円以下で抑えたいなら資格スクエア、合格特典の返金を狙うならアガルート
  2. 教材スタイル:紙テキスト+深い論点解説重視ならアガルート、オンライン完結+効率設計なら資格スクエア
  3. 記述式対策:両社とも標準で対応、追加演習量を求めるなら答練付きカリキュラムを選択
  4. 学習期間:1年で勝負したい人は資格スクエアの圧縮設計、2年計画ならアガルートの深掘り設計が合う

FAQ:司法書士アガルート vs 資格スクエアのよくある質問

Q1. 初学者にはどちらが向いていますか?

司法書士の論点を体系的に深く学びたい初学者はアガルート、効率重視で1年合格を目指したい初学者は資格スクエアが候補になります。両社とも初学者向けカリキュラムを提供しています。

Q2. アガルートの全額返金特典の条件は何ですか?

合格者インタビューへの協力など条件を満たした場合に返金される仕組みで、無条件返金ではありません。詳細はアガルート公式サイトの合格特典規約に明記されています。

Q3. 資格スクエアの「未来問」は本当に的中しますか?

資格スクエアはAIによる予測問題「未来問」を提供しており、過去には他資格試験で本試験との類似問題が一定割合確認されたという公式公表があります。ただし的中保証ではなく、出題傾向を踏まえた予測問題と理解するのが妥当です。

Q4. 社会人で働きながら合格できますか?

司法書士の標準学習時間3,000時間を社会人が確保するには、平日2〜3時間・休日6〜8時間ペースで2〜3年の学習計画が現実的です。両社とも社会人受講者を想定したカリキュラム設計になっています。

Q5. 大手予備校(LEC・伊藤塾)と比べてどうですか?

大手予備校は校舎・自習室・対面相談などの環境面で優位ですが、受講料は40〜60万円台と高額です。アガルート・資格スクエアはオンライン完結の代わりに15〜30万円台で受講可能で、コスト・時間効率を重視する社会人に向いた設計です。

Q6. 途中で講座を変更することは可能ですか?

受講契約上、原則として中途解約による返金は限定的です。司法書士は長期戦の試験であるため、最初の講座選びで自分に合う設計かを見極めることが重要です。両社とも無料体験講義・サンプル講義を提供しているため、申込前に必ず確認することをおすすめします。

まとめ:両社の選び分け

論点を深く掘り下げた本格カリキュラムと合格特典の返金狙いならアガルート、オンライン完結・効率設計・1年合格挑戦なら資格スクエアが第一候補となります。受講料は約2倍の差がありますが、合格特典の運用次第で実質負担は変わるため、表面金額だけで判断せず、自分の学習スタイルと計画期間に合わせた選択が重要です。

比較対象の公式サイトを確認する

本記事で比較した両講座の最新情報・キャンペーン・受講料は、必ず公式サイトで最終確認してください。

※本記事は編集部が両社公式サイト・公表資料・法務省 司法書士試験データを基に2026年5月時点で調査・比較した内容です。受講料・カリキュラムは変更される可能性があるため、申込前に公式サイトをご確認ください。

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