税理士の通信講座おすすめ6選【2026年最新】費用・合格率・特徴を徹底比較

税理士を目指したいけど、どの通信講座を選べばいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。

税理士試験は全11科目中5科目に合格すれば資格取得となる「科目合格制度」が特徴ですが、各科目の合格率は10〜20%と難関です。通信講座は各社で費用が数万円〜数十万円と大きく異なり、カリキュラムや対応科目数もさまざまです。自分に合わない講座を選んでしまうと、長期戦になる税理士試験で大きなロスになりかねません。

この記事では、税理士の主要通信講座6社を費用・合格実績・教材の特徴・サポート体制の4軸で徹底比較しました。あなたの学習スタイルや予算に合った講座が見つかるはずです。

税理士とは?試験の基本情報

まず税理士試験の概要を押さえておきましょう。

項目 内容
正式名称 税理士試験
試験実施機関 国税庁
試験形式 記述式(各科目2時間)
試験科目 全11科目(会計2科目+税法9科目)から5科目選択
必須科目 簿記論・財務諸表論(会計科目2科目は必須)
税法科目の選択 所得税法 or 法人税法のいずれか1科目は必須。残り2科目は選択
試験日 毎年8月上旬(3日間)
合格率 各科目10〜20%程度(科目により異なる)
受験資格 会計科目:なし/税法科目:学識・資格・職歴のいずれかが必要
必要な学習時間の目安 5科目合格まで3,000〜5,000時間
受験料 1科目 4,000円 / 2科目 5,500円 / 3科目以上 7,000円

試験の詳細は国税庁の公式サイトで毎年公表されています。

税理士試験の最大の特徴は科目合格制度です。一度合格した科目は生涯有効なので、毎年1〜2科目ずつ受験し、数年かけて5科目合格を目指すのが一般的な戦略です。働きながら合格を目指す社会人にも対応しやすい制度設計になっています。

主要6講座の比較一覧表

主要6講座のスペックを一覧で比較します。

講座名 受講料(税込・1科目) 合格実績 対応科目 質問対応 特徴
スタディング 49,500円〜 合格者多数(公式発表) 主要科目対応 あり(チケット制) 業界最安級・スマホ完結
クレアール 130,000円〜(割引で7万円台〜) 非公開 主要科目対応 回数無制限 非常識合格法・手厚いサポート
TAC 200,000円〜 累計合格者多数 全11科目対応 回数制限あり 最大手・税理士講座の代名詞
大原 200,000円〜 累計合格者多数 全11科目対応 回数制限あり TACと並ぶ2大予備校
LEC 100,000円〜 非公開 主要科目対応 あり コスパ重視の中堅
ネットスクール 100,000円〜 非公開 主要科目対応 あり オンライン特化・ライブ講義

※ 受講料・合格実績は各社公式サイトの情報をもとに記載しています(2026年4月時点)。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

税理士講座は科目ごとに受講料がかかる点に注意が必要です。5科目すべてを通信講座で学ぶと、スタディングでも約25万円〜、TAC・大原だと100万円を超えることもあります。科目合格制度を活かし、まず簿記論・財務諸表論のセットコースから始めるのが一般的です。

各講座の詳細レビュー

① スタディング|業界最安級 × スマホ完結
📱 スマホ学習特化
💰 49,500円〜/科目
🔄 AI問題復習機能

スタディングは、1科目49,500円〜と業界最安級の税理士通信講座です。スマホだけで講義視聴・問題演習・進捗管理まで完結するため、通勤時間やスキマ時間を最大限活用できます。

簿財2科目セットコースは59,800円〜と、2科目まとめて学んでも他社の1科目分以下の費用に収まるコスパの高さが魅力です。AI技術を活用した「AI問題復習機能」で、間違えやすい問題を自動で出題し、効率的に弱点を潰せます。

項目 内容
受講料 簿財2科目セット 59,800円〜 / 税法科目 49,500円〜
合格実績 合格者多数(公式で体験談を公開中)
講義形式 スマホ最適化された動画講義(1講義5〜15分)
教材 すべてデジタル(紙テキストなし)
対応科目 簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法・相続税法・国税徴収法
◎ メリット
  • 1科目49,500円〜、簿財セット59,800円〜と圧倒的に安い
  • スマホで全学習が完結し、スキマ時間を活用できる
  • AI復習機能で弱点を効率的に克服
  • 1講義が短く忙しい社会人に最適
△ デメリット
  • 質問対応はチケット制(回数制限あり)
  • 紙のテキストがない
  • 対応科目がTAC・大原と比べると少ない

こんな人におすすめ:とにかく費用を抑えたい人、通勤時間を活用したい社会人、簿財からコスパよく始めたい人

② クレアール|非常識合格法 × 手厚いサポート
📖 非常識合格法
📝 質問無制限
💰 割引キャンペーン頻繁

クレアールは、「合格に必要な範囲だけを集中的に学ぶ」という非常識合格法が特徴の通信講座です。税理士試験は範囲が膨大ですが、満点を目指さず合格点の突破に特化したカリキュラムで効率的に学習できます。

定価は1科目130,000円〜ですが、割引キャンペーンが頻繁に実施され、7万円台で受講できることも多いです。質問対応が回数無制限なのも大きな強みです。

項目 内容
受講料 1科目 130,000円〜(割引で7万円台〜)/ 簿財セット 230,000円〜(割引あり)
合格実績 非公開
講義形式 オンライン動画講義(Vラーニング)
サポート 質問無制限・担任制・学習計画サポートあり
対応科目 簿記論・財務諸表論・法人税法・相続税法・消費税法 ほか
◎ メリット
  • 非常識合格法で効率的に合格を目指せる
  • 質問が回数無制限で安心
  • 割引キャンペーンでコスパが良い
  • 担任制で学習計画を一緒に立ててくれる
△ デメリット
  • 定価だとやや割高感がある
  • 合格率は非公開
  • 映像の質がTAC・大原と比べるとやや劣る

こんな人におすすめ:効率重視で最短合格したい人、サポートが手厚い講座を探している人、独学に不安がある人

③ TAC|最大手・税理士講座の代名詞
🏫 全国に校舎
📝 答練・模試が充実
🏆 全11科目対応

TACは資格予備校の最大手であり、税理士講座といえばTACと言われるほどの存在です。全11科目に対応しており、答練(答案練習)や全国公開模試のクオリティは業界トップクラス。多くの税理士合格者がTACの教材で学んでいます。

全国の校舎で通学・通信を選択可能。通学で学習仲間を作りたい人にも向いています。

項目 内容
受講料 1科目 200,000円〜 / 簿財セット 380,000円〜
合格実績 累計合格者多数(税理士講座で最大級の輩出実績)
講義形式 通学(全国校舎)+ Web通信を選択可能
教材 オリジナルテキスト+答練・模試が充実
対応科目 全11科目
◎ メリット
  • 税理士講座の最大手で圧倒的な信頼感
  • 全11科目に対応しているのはTACと大原だけ
  • 答練・全国公開模試のクオリティが高い
  • 通学・通信を選べる柔軟性
△ デメリット
  • 1科目20万円〜と費用が高い
  • 5科目合計で100万円を超えることも
  • 通信専業の講座と比べるとコスパは劣る

こんな人におすすめ:通学で集中して学びたい人、大手の安心感が欲しい人、マイナー科目も含めて選択肢を広げたい人

④ 大原|TACと並ぶ2大予備校
🏫 全国に校舎
🏆 全11科目対応
📖 テキストの定評

大原は、TACと並び税理士講座の2大予備校として知られています。「一発合格主義」を掲げ、毎年の本試験を徹底分析した教材開発力に定評があります。

全11科目に対応し、全国の校舎で通学受講も可能。簿記論・財務諸表論のセットコースが人気で、初学者が最初に検討すべき講座の一つです。

項目 内容
受講料 1科目 200,000円〜 / 簿財セット 380,000円〜
合格実績 累計合格者多数(業界トップクラス)
講義形式 通学(全国校舎)+ Web通信・DVD通信を選択可能
教材 オリジナルテキスト+ミニテスト+実力テスト+模試
対応科目 全11科目
◎ メリット
  • TACと並ぶ2大予備校の安心感
  • 全11科目対応で科目選択の自由度が高い
  • テキスト・答練の質に定評がある
  • 時間の達人シリーズで効率学習も可能
△ デメリット
  • 1科目20万円〜と費用が高い
  • 5科目合計で100万円を超えることも
  • 通信専業の講座と比べるとコスパは劣る

こんな人におすすめ:通学で仲間と切磋琢磨したい人、テキストの質を重視する人、複数科目を一括で受講したい人

⑤ LEC|コスパ重視の中堅講座
💰 大手より割安
📖 実力派講師陣
🔄 科目別の受講が柔軟

LECは、法律系資格に強い総合資格予備校です。税理士講座ではTAC・大原の約半額の受講料で学べるコスパの高さが魅力。実力派の講師陣による質の高い講義を、費用を抑えて受講できます。

簿財横断プランなど独自のカリキュラムも用意されており、効率的に学習を進められます。

項目 内容
受講料 1科目 100,000円〜 / 簿財セット 225,000円〜
合格実績 非公開
講義形式 通学+Web通信を選択可能
教材 オリジナルテキスト+答練
対応科目 簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法・相続税法 ほか
◎ メリット
  • TAC・大原の約半額で受講可能
  • 実力派講師による質の高い講義
  • 簿財横断プランなど独自カリキュラムあり
  • 早割・再受講割引が充実
△ デメリット
  • 合格率は非公開
  • 受講者数がTAC・大原と比べると少なく、情報量で劣る
  • 対応科目がTAC・大原ほど多くない

こんな人におすすめ:大手の費用は厳しいが質は妥協したくない人、講師の質を重視する人、コスパを求める人

⑥ ネットスクール|オンライン特化 × ライブ講義
🖥️ オンライン特化
📡 ライブ講義あり
💰 リーズナブル

ネットスクールは、オンライン専業の資格スクールです。最大の特徴はリアルタイムのライブ講義。講師にその場でチャットで質問でき、通信講座でありながら双方向のコミュニケーションが可能です。

校舎を持たない分、受講料がリーズナブルに抑えられているのもポイントです。

項目 内容
受講料 1科目 100,000円〜 / 簿財セット 200,000円〜
合格実績 非公開
講義形式 ライブ講義(リアルタイム配信)+オンデマンド
教材 オリジナルテキスト(市販書籍としても出版)
対応科目 簿記論・財務諸表論・法人税法・消費税法・相続税法 ほか
◎ メリット
  • ライブ講義で講師にリアルタイム質問できる
  • オンライン特化で受講料がリーズナブル
  • テキストが市販書籍として評価が高い
  • 受講者同士の交流機能(学び舎)がある
△ デメリット
  • 合格率は非公開
  • ライブ講義の時間が合わない場合がある
  • 通学はできない(オンラインのみ)

こんな人におすすめ:オンラインでも双方向のやりとりをしたい人、質の高いテキストで学びたい人、費用を抑えつつサポートも欲しい人

タイプ別おすすめ講座

「結局どれがいいの?」という方のために、タイプ別に整理しました。

あなたのタイプ おすすめ講座 理由
とにかく費用を抑えたい スタディング 簿財セット59,800円〜は業界最安級。スマホで完結
効率最重視・サポートも欲しい クレアール 非常識合格法+質問無制限+割引あり
絶対に合格したい・王道で学びたい TAC 最大手の安心感。答練・模試の質が業界トップ
通学で仲間と切磋琢磨したい 大原 2大予備校の信頼感。テキストの質に定評
大手より安く質の高い講義を受けたい LEC TAC・大原の約半額。講師の質が高い
オンラインで双方向の学習がしたい ネットスクール ライブ講義でリアルタイム質問可能
コスパ重視なら「スタディング」、実績・安心感重視なら「TAC」または「大原」の比較が王道です。まずは簿財の2科目から始めるのがセオリーなので、簿財セットコースの内容と価格を比較してみましょう。どの講座も無料体験・資料請求が可能です。

費用を抑えるための制度・割引情報

教育訓練給付金制度を活用しよう

税理士講座の中には、厚生労働省の教育訓練給付金制度の対象となるものがあります。雇用保険の被保険者期間が1年以上(2回目以降は3年以上)あれば、受講料の最大20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。

さらに、税理士は専門実践教育訓練給付金の対象となる講座もあり、この場合は受講料の最大70%(年間上限56万円)が支給されます。長期間にわたる税理士試験だからこそ、給付金制度のメリットは非常に大きいです。

講座名 一般教育訓練給付金 専門実践教育訓練給付金
TAC ◎ 対象 ◎ 対象コースあり
大原 ◎ 対象 ◎ 対象コースあり
LEC ◎ 対象 △ 一部対象
クレアール ◎ 対象
スタディング △ 一部対象
ネットスクール ◎ 対象

対象講座の検索は厚生労働省の教育訓練給付金検索システムから確認できます。

各社の割引・キャンペーン

  • スタディング:合格お祝い金10,000円、時期により割引クーポン配布
  • クレアール:月ごとに割引率が変動(早期申込ほどお得、最大40%off以上)
  • TAC:再受講割引・株主優待割引・早割キャンペーンあり
  • 大原:再受講割引・大原グループ利用者割引あり
  • LEC:早割・再受講割引・他社乗換割引あり
  • ネットスクール:早期申込割引・再受講割引あり
割引情報は時期によって変動します。最新の価格は必ず各公式サイトで確認してください。特にクレアールは月ごとに割引率が大きく変わるため、公式サイトで最新キャンペーンをチェックしましょう。

よくある質問

Q. 科目合格制度とは?

税理士試験は全11科目中5科目に合格すれば資格が取得できます。一度合格した科目は生涯有効で、毎年1〜2科目ずつ受験して数年かけて合格を目指すことができます。

必須科目は簿記論・財務諸表論(会計科目2科目)と、所得税法または法人税法のいずれか1科目(税法科目)です。残り2科目は相続税法・消費税法・国税徴収法など9科目から自由に選択できます。

Q. 税理士試験の合格には何年かかる?

一般的な目安は以下の通りです。

学習スタイル 1年あたりの受験科目 合格までの期間
専念(フルタイム学習) 2〜3科目 2〜3年
働きながら(社会人) 1〜2科目 3〜5年
マイペース 1科目 5〜7年

官報合格(5科目一括合格)の平均年数は約3〜5年と言われています。焦らず着実に科目合格を積み上げていくことが大切です。

Q. 働きながら税理士試験に合格できる?

十分に可能です。税理士試験の受験者の多くは社会人です。科目合格制度があるからこそ、1年に1〜2科目に集中して、数年かけて5科目合格を目指す戦略が取れます。

1科目あたりの学習時間の目安は簿記論・財務諸表論で各500〜600時間税法科目で600〜1,000時間程度。1日2〜3時間の学習時間を確保できれば、1年で1〜2科目の合格は現実的な目標です。

Q. 受験資格はどうなっている?

2023年度の制度改正により、会計科目(簿記論・財務諸表論)は受験資格不要で誰でも受験できるようになりました。

税法科目には以下のいずれかの受験資格が必要です。

  • 学識:大学・短大で法律学または経済学を1科目以上履修した者 等
  • 資格:日商簿記検定1級合格者、全経簿記検定上級合格者 等
  • 職歴:会計事務所等で2年以上の実務経験がある者 等

詳しい受験資格は国税庁の公式サイトをご確認ください。

Q. 最初に受験すべき科目は?

まずは必須科目である簿記論と財務諸表論の同時受験がおすすめです。この2科目は学習内容に重複が多く、同時に学ぶことで効率が良くなります。多くの通信講座でも「簿財セット」コースが用意されています。

まとめ

  • 費用最安なら → スタディング(簿財セット59,800円〜)
  • 効率重視なら → クレアール(非常識合格法+質問無制限)
  • 王道・実績重視なら → TAC(税理士講座の代名詞)
  • テキスト・通学重視なら → 大原(2大予備校の信頼感)
  • コスパ重視なら → LEC(大手の半額で質の高い講義)
  • オンライン特化なら → ネットスクール(ライブ講義で双方向)

税理士試験は長期戦です。まずは簿記論・財務諸表論のセットコースで無料体験・資料請求をして、自分に合う講座を見つけましょう。複数の講座を比較して、数年間付き合える講座を選ぶのが後悔しないコツです。

※ 本記事の情報は2026年4月時点のものです。最新の受講料・キャンペーン・合格実績については、必ず各講座の公式サイトをご確認ください。

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